人間ドックについて
健康管理データは一元管理が基本と考えています。人間ドックで最も重要なポイントの一つは、データをどう扱うかという点です。つまり、健康管理のためには、一つの場所にデータを集約することで大きな威力を発揮します。もっとも好ましい形は、かかりつけ医への情報提供と考えます。当院の人間ドックは、病診連携システムと連動しておりますので、全身を見渡せ、かつ、高度な検査レベルによる豊富な資料をいつでも提供できる形となっています。もし、かかりつけ医がいない場合は、当センターが健康サポートの窓口としてご利用が可能です。
当院の人間ドックについてご理解いただくことを目的として「上手な人間ドック活用法」をご提案いたします。
1. 今後の健康管理にご利用できます
ドックは、いわばお体の成績表です。病気の早期発見、早期治療も大切な目的ですが、この成績表を活用すれば、日頃の疾患管理にいかせるだけでなく、より健康になっていただくことに役立ちます。
一例として血圧脈波検査をご紹介します。
血圧脈波は、動脈硬化を見ることが出来る検査です。動脈硬化を進めるのは、年齢・体質・たばこ・糖尿病・睡眠時無呼吸症候群・運動不足・ストレスです。この動脈硬化は、3大疾病(癌・脳卒中・心疾患)のうち、癌を除く全ての病気の元になる「黒幕」です。つまり動脈硬化の状態を知ることにより、こうした病気のリスクを知るだけでなく、毎年受ければ、健康管理のバロメーターとなる便利なものです。当院ではドックすべてのコースにセットし、ご提供いたしております。
2. 継続したドック受診が有用です
毎年のデータがあると線として繋がります。それぞれの病気のリスクの流れもわかり、毎年の健康管理の評価ができます。
年々、より細かな検査を組み合わせ、合理的で高度な健康管理が可能となります。当院のデータ以外でも充分に活用可能です。
お問い合わせ
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