アクセス 電話をかける

外来リハビリについて

 

リハビリの頻度や実施時間について

当院医師の判断にはなりますが、頻度については、必要に応じて概ね週に1~2回です。 実施時間についても、医師の判断になりますが、基本的には40分となっています。

 

退院後に介護保険でのリハビリ(通所リハビリ、訪問リハビリ)を受ける場合は、当院外来リハビリを受けることができませんのでご了承下さい。


(厚労省の規定により、介護保険と医療保険でのリハビリを併用することができません)

当院の外来リハビリの特徴

・国家資格を有した専門の療法士によるマンツーマンの治療・動作練習を行います。
・痛みが生じない様、愛護的に行います。
・丁寧な説明を心掛けています。

手段的日常生活動作(IADL)の獲得に向けて

IADLとは、排泄・食事・入浴などの日常生活動作に関連した、買い物・料理・掃除などの幅広い動作のことをいいます。 また、薬やお金の管理、趣味活動、公共交通機関の利用、電話をかけるなどの動作も含まれます。 当院では、家事や買い物動作が必要な方や、公共交通機関の利用が必要な方に対し、院外での訓練も実施しています。 実際にリハビリスタッフと一緒に、スーパーまでの買い物訓練やリハビリ室での調理訓練、バス・電車の利用などを行い、退院後の生活に向けてサポートしています。

 

職場復帰に向けて

当院では、復職を希望されている方に対し、仕事の特性(通勤や仕事内容)に応じた様々な評価を行い、リハビリを実施しています。 体力向上に向けたトレーニングやパソコン作業、重量物運搬などの練習を行っていき、また脳血管疾患により高次脳機能障害を有した場合には思考過程を必要とした作業など様々な訓練を実施しています。歩行獲得を目指す患者様に対して、最新のロボットスーツや装具療法も用い、立ち上がりや歩行練習も行っていきます。


Honda歩行アシストを用いた歩行練習

ロボットが股関節の動きを補助することで歩く練習を行います。 筋力低下がある患者さんでも、ロボットが筋力を補助してくれるため疲れにくく、歩く練習をたくさんすることができます。


ウォークエイドを用いた歩行練習

前脛骨筋(足首をもち上げる筋)やその筋を支配する神経に直接電気刺激を入れ、麻痺した筋肉の回復を促進します。 また、リモコンを用い電気刺激を入れる為、歩きながら電気刺激を加えることができ、不足している筋収縮を補いながらつま先が引っ掛からない歩き方で歩行練習を行うことができます。


ゲイトイノベーション(長下肢装具)を用いた立位・歩行練習

膝と足首の両方を同時に固定・制動できるため、重度の筋力低下や運動麻痺がある患者さんでも介助下で立つ練習や歩く練習を進めていく事ができます。 早期より立位・歩行練習を行う事で、廃用を予防すると共に、足底からの荷重刺激により脊髄反射を誘発したり、脳の神経回路回復の促進、姿勢コントロールの学習に繋げていく事ができます。

 

リハビリフォロー

入院リハビリについて ≫

 

訪問リハビリについて ≫